「Krush.88」5.17(木)後楽園 女子フライ級王者KANA、防衛戦で進化した姿を見せて倒す!「プレッシャーをすべて力に変えて、Krushのベルトと自分の存在を世界に知らしめたい」
5月17日(木)に東京・後楽園ホールで開催される「Krush.88」の[Krush女子フライ級(50kg)タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者キム・タウンセンドと対戦する王者KANAのインタビューを公開!
――「K'FESTA.1」出場直後に今回の防衛戦が決まりました。KANA選手としてはすぐに試合をしたかったのですか?
「そうですね。『K'FESTA.1』の試合(※ポリナ・ペトゥホーヴァに判定勝利)は試合内容的に満足いくものではなくて、すぐにでも試合がしたいという気持ちでした。怪我もなかったですし、試合の2日後には練習を再開しているので、今回はKrushの女子王者として責任をもって大会を盛り上げたいと思います」
――対戦相手はオーストラリアのキム・タウンセンドに決まりました。オセアニア地区でムエタイ系のタイトルを数多く獲得している選手ですが、決まった時はどんなことを感じましたか?
「3月に今のK-1で初めて女子選手の試合が組まれて、少しは世界の女子選手に自分の名前が知られるようになったと思います。なので私に挑戦してくる相手は誰でもいいと思っていました」
――対戦相手としてキム・タウンセンドにはどんな印象を持っていますか?
「キャリアがあるので色んな引き出しがあるなというのが第一印象です。あとはムエタイ主体で蹴りのバランスもいいなと思いました。相手のキャリア上手く戦われないように自分のペースで戦いたいです」
――特に怖い武器や警戒している技はありますか?
「蹴りが多彩なので、ハイキックだったりを狙われないように対策を練りたいと思います」
――相手がムエタイ系の選手ということで、倒して勝つことが難しいかもしれないという部分はありますか?
「当日やってみないと分からないんですけど、戦績も多い選手なので、その相手を倒せれば自分のレベルアップにもつながると思います。冷静に相手を見て、自分が求める勝ち方で勝ちたいです。今までパンチでカウンターでは倒したことがないので、そういう技術的なところで倒したいですね」
――前回の試合を踏まえて、今はどんなことを意識して練習していますか?
「前回は倒したい気持ちが出すぎて空回りして部分があったし、相手もタフでした。でもそこで倒しきれないのがあの時の自分の実力だったと思います。この短い期間で変われるかどうかも勝負だと思うので、変わった姿を見せたいです」
――今回は第4代Krush女子フライ級王者としての初防衛戦です。今までとは心境が違いますか?
「初めてチャンピオンになった時の初防衛は凄くプレッシャーがあって、防衛することの難しさを身に染みて感じました。ここで負けてしまったらベルトを手放すことになるので、それだけは避けたいです。プレッシャーをすべて力に変えて、Krushのベルトと自分の存在を世界に知らしめたいです」
――K-1参戦を経験したことで、これまで以上に注目される試合になると思います。自分がK-1やKrushの女子を盛り上げていくんだという覚悟は強くなっていますか?
「はい。K-1の舞台に上がったことで、今の自分の実力も分かりました。もっと上を目指したいという気持ちが出来てたので、試合への覚悟は今まで以上に沸いてきています。K-1・Krushの女子は自分以外に誰も盛り上げられないと思うので必ずKO勝ちます。注目よろしくお願いします」